兄が亡くなった後、しばらく手を付けられずにいた家を片付けることになりました。生前から「家の中が散らかっている」とは聞いていましたが、兄は人を家に入れたがらなかったため、実際にどのような状態なのか家族の誰も知りませんでした。
玄関を開けたとき、想像以上の光景に言葉が出ませんでした。段ボールや雑誌、衣類などが腰の高さ近くまで積み重なっている場所もあり、普通に歩けるのはわずかなスペースだけでした。台所には古い食品や容器が大量に残され、床は汚れで変色しています。
最初の問題は、どれがゴミなのか判断できないことでした。大量の紙類に交じって郵便物や領収書があり、引き出しからは現金も出てきました。写真や手紙など、家族として残しておきたい物もあります。
私と姉で一箱ずつ確認していましたが、二日作業してもほとんど進みません。冷蔵庫の中や水回りも長期間放置されており、片付けだけでなく本格的な清掃まで必要な状態でした。
「これ以上は家族だけでは難しい」と姉と話していたとき、高知市でゴミ屋敷片付けならハートスタッフへお願いすることも考えようという話になりました。ハートスタッフではゴミ屋敷の片付けを扱っているので、大量の家財や不用品が残された家をまとめて整理したい場合にも相談できます。
兄がなぜここまで物をため込んでしまったのか、今となっては分かりません。ただ、家族に心配をかけたくなくて隠していたのかもしれないと思うと、少し複雑な気持ちになりました。
ゴミ屋敷を片付けるときは、ただ全部捨てれば終わりではありません。特に亡くなった家族の家では、残す物を探しながら大量の不用品を処分する必要があります。実際に経験してみて、専門業者へ頼む人がいる理由がよく分かりました。